【50代・スキルなし】は武器になる!パソコンが苦手でも「あなただから」と選ばれるオンライン秘書の条件

このページを見ているあなたは、きっと「オンライン秘書」という働き方に、興味をお持ちのことでしょう。

在宅で、自分のペースで仕事ができる。
これまでの社会人経験が活かせるかもしれない。

そんな期待がある一方で、こんな不安も感じていませんか?

「でも、私、パソコンはそんなに得意じゃなくて」
「Excelの関数とか、PowerPointでの資料作成とか、正直自信がない」

分かります。とてもよく分かります。
オンライン秘書というと、パソコンを華麗に使いこなす、スキルの高い人をイメージしますよね。

では、もし私が「事務職の経験ゼロで、特別なPCスキルもありませんでした」とお伝えしたら、少し驚きますか?

こんにちは、オンライン秘書の育成・指導をしている山田亜希子です。
これまでに、延べ800名以上の女性たちが、それぞれの人生経験を活して新しい働き方を見つけるお手伝いをしてきました。

実は私、オンライン秘書になる前は、6年間システムエンジニア(SE)として働いていました。
ですが、その後は専業主婦。
いざ仕事を再開しようと思った時、事務のお仕事の経験は全くなかったのです。

それなのに、なぜオンライン秘書としてやっていけたのか?

今日は、多くの人が誤解している「本当の必須スキル」について、私の経験を交えながらお話ししたいと思います。

「オンライン秘書」に必要なPCスキル、その大きな誤解

まず、結論からお伝えしますね。
オンライン秘書に、神業のようなPCスキルは必要ありません

もちろん、Wordで文章が打てる、Excelで簡単な表が作れる、メールの送受信ができる、といった基本的な操作はできた方がスムーズです。

ですが、お客様がオンライン秘書に本当に求めているのは、Excelの難しい関数を知っていることや、アニメーションを駆使したプレゼン資料を作れることではないケースが、実はとても多いのです。

「じゃあ、一体何が必要なの?」

そう思いますよね。
この疑問の答えを、私の過去の経験からお話しさせてください。

なぜ元SEの私が「事務未経験」でも通用したのか?

私がオンライン秘書として初めてお仕事をご一緒したのは、あるセミナー講師の方でした。
その方は全国を飛び回るとても忙しい方で、サポートすべき業務は山のようにありました。

セミナーの申し込み管理、お客様とのメール対応、資料の準備、入金確認。
事務経験のない私にとっては、初めてのことばかりです。

でも、お客様は私のお仕事ぶりを見て、とても喜んでくださいました。
そして、こうおっしゃってくれたのです。

「山田さんと仕事をするようになってから、ものすごく楽になったよ」

お客様が本当に求めていたのは「作業の速さ」ではなかったのです!

私がしたことは、特別なことではありません。
ただ、SEだった頃の経験を活かして、

  • お仕事の流れ全体を把握して
  • どこが一番大変で、時間がかかっているのかを見つけて
  • どうすれば、もっとスムーズに進むかを考え、整理した

だけなのです。

例えば、バラバラに届くお問い合わせメールを内容ごとにフォルダ分けするルールを決める。
毎回手作業で作成していた報告書を、半自動で作成できる簡単な仕組みを作る。

ひとつひとつは、本当に些細なことです。
でも、その積み重ねが、お客様の「ものすごく楽になった」という言葉に繋がりました。

お客様が本当に求めていたのは、ひとつひとつの作業の速さやPCスキルの高さではありませんでした。
自分の仕事がごちゃごちゃで大変だから、誰かスッキリ整理して!」という、もっと根本的な課題の解決だったのです。

答えは「システム思考」にありました

私はこの「物事を整理整頓し、効率的な仕組みを考える力」のことを「システム思考」と呼んでいます。

これは、私がSEだったから持っていた特別な能力、というわけではありません。
実は、あなたの中にも、この「システム思考」の種は必ず眠っています。

パソコンが苦手でも大丈夫!あなたの中に眠る「3つの秘書スキル」

「そうは言っても、私にはSEみたいな経験はないし」

そう思ったあなた。心配しなくて大丈夫です。
あなたがこれまでの人生、特に「主婦」として家庭を切り盛りしてきた経験の中にこそ、オンライン秘書に不可欠なスキルが隠されています。

スキル1:先読み力(夕飯の献立と同じ!)

あなたは夕飯の準備をするとき、何から始めますか?
おそらく、ご飯を炊くスイッチを入れ、お味噌汁の出汁を取りながら、メインのお肉に下味をつけてと、複数の作業を同時進行で、段取りよく進めているはずです。

「これを先にやっておかないと、後で時間がかかるな」
「子どもが帰ってくる時間から逆算して、今からこれを始めよう」

無意識のうちにやっている、この「先を読んで段取りを組む力
これこそが、オンライン秘書にとって何よりも大切なスキルのひとつです。

お客様のスケジュールを把握し、「この会議の前には、この資料を準備しておいた方がよさそうだな」と先回りして動ける人は、間違いなく重宝されます。

スキル2:整理整頓力(冷蔵庫の中と一緒!

冷蔵庫の中を思い浮かべてみてください。
どこに何があるか分からず、同じ食材をまた買ってしまったり、奥の方で賞味期限が切れていたり。
こんな状態だと、料理の効率も悪いし、食費も無駄になってしまいますよね。

オンライン秘書のお仕事でも。全く同じです。

お客様から預かった大切なデータや資料が、パソコンの中でごちゃごちゃになっていたらどうでしょう?
必要な時にサッと取り出せず、お客様を待たせてしまうかもしれません。

「このファイルは、こっちのフォルダに」
「名前の付け方をこう統一すれば、誰が見ても分かりやすい」

日々の暮らしの中で培われた「情報を整理し、分かりやすく管理する力」は、そのままオンライン秘書の仕事に活かせる、立派なスキルなのです。

スキル3:コミュニケーション力(ご近所付き合いと一緒!)

オンライン秘書の仕事は、パソコンに向かって黙々と作業するだけではありません。
お客様との円滑なコミュニケーションが、仕事の質を大きく左右します。

「今、どの作業をしていますか?」
「こちらの件、少し確認したいのですが、よろしいでしょうか?」

こうした、いわゆる「報・連・相」を丁寧に行えるかどうか。
相手の状況を察して、「今、お忙しそうだから、要点だけをまとめてチャットで報告しよう」といった配慮ができるかどうか。

これらはご近所の方や子どもの学校の先生、ママ友との間で、あなたが普段から何気なく行っている「相手を思いやるコミュニケーション」そのもの。
つまり、特別なビジネスマナー研修を受けなくても、あなたの中にはすでに素晴らしいコミュニケーション能力が備わっているというわけです。

「スキルがない」という不安から、今日で卒業しませんか?

ここまで読んでくださったあなたは、もうお気づきかもしれません。

オンライン秘書として本当に大切なスキルは、パソコン教室で習うような特別なものではなく、あなたのこれまでの人生経験の中に、すでに存在しているということに。

「私には、何もない」
「今さら、私にできることなんて」

そう思ってしまう気持ち、痛いほど分かります。
でも、断言します。
あなたの経験は、決して無駄ではありません

むしろ、人生経験が豊富なあなただからこそ、お客様の悩みに深く寄り添い、痒い所に手が届くような、きめ細やかなサポートができるのです。

パソコンスキルへの漠然とした不安で、あなたの可能性に蓋をしてしまうのは、本当にもったいないこと。

もし、この記事を読んで、「私の中にも、何かあるかもしれない」と少しでも感じていただけたなら。
そして、これまで800名以上の女性たちが実践してきた、あなたの中に眠る「本当のスキル」を見つけ出す「才能の棚卸し」にご興味があれば、いつでも私に声をかけてくださいね。

あなたの新しい一歩を、心から応援しています。

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