「あの時、もっと一緒にいてあげれば」大学受験で母親が絶対してはいけない後悔。私が塾代より「時間」を選んだ理由
「ごめん、仕事が休めないから」
もしも子供の人生で最も大切な瞬間に、あなたがその言葉を口にしなければならないとしたら。
これは、私がオンライン秘書という働き方を選んでいなければ現実になっていたかもしれない、未来の私のセリフです。
あなたの大切なお子さんが、人生で初めての大きな岐路に立っているとしたら。
あなたは、「お金」でサポートしますか?
それとも、「時間」でサポートしますか?
多くの母親は、「子供の将来のために」と必死でパートのシフトを増やし、塾代を稼ぐことが最善のサポートだと信じています。
もちろん、それも素晴らしい愛情の形です。
ですが私は、娘の大学受験という一大プロジェクトを前にして、全く逆の選択をしました。
こんにちは。「オンライン秘書のミライ塾」を主宰している山田亜希子です。
今日は私がオンライン秘書という働き方を選んだことで、娘の大学受験においてお金では決して手に入れることのできなかった「本当の価値」を手に入れた物語を、お話しさせてください。
目次
第一章:戦略編 〜塾なし受験。私の役割は「司令塔」だった〜
娘の大学受験。
我が家が取った基本戦略は、非常にシンプルなものでした。
それは「高校を使い倒す」ことです。
「塾に行くのが当たり前」という風潮の中で、私は娘を塾には行かせませんでした。
なぜなら、受験のプロである高校の先生方という、最高の味方がすぐ側にいたからです。
その代わりに私が担った役割は、家庭という「司令塔」のポジションから、娘の戦いを全面的にバックアップする「戦略的パートナー」になることでした。
受験時に実行した「戦略的パートナー」
- 情報収集と分析
進路指導の先生と密に連携し、娘の得意科目に合わせた受験可能な大学の情報を徹底的に洗い出す。 - プランニング
前期・中期・後期の出願スケジュールを組み、評定平均を上げるための定期試験対策から、推薦入試の可能性まで、あらゆる選択肢をシミュレーションする。 - メンタルサポート
「私はできる」という自信を持たせるため、日々の学習進捗を管理し、伴走する。
なぜ、私がここまで徹底したサポートを実行することができたのか?
それは、私が在宅で働くオンライン秘書だったからです。
もしも私が時間に追われるパート勤務をしていたら、平日の昼間に先生とじっくり話す時間は取れなかったでしょう。
膨大な大学の資料を読み込み、娘に最適な出願プランを練り上げる。
そんな精神的な余裕も、なかったかもしれません。
しかし、私がオンライン秘書として手に入れた「時間の自由」がその真価を最大限に発揮したのは、予想もしなかった形で「その時」が訪れたからでした。
第二章:実践編 〜後期合格、タイムリミット13日間の戦争〜
「えっ、合格してたよ!」
前期、中期と、残念ながら不合格。
親子ともども「これは浪人だな」と妙な納得感に包まれていた中、ダメ元で出願していた倍率20倍の後期日程の大学から、まさかの合格通知が舞い込んできました。
ただ、喜びも束の間。
そこからが本当の戦いの始まりでした。
合格発表は、3月22日。大学の入学式は、4月4日。
香川県の自宅から、県外の大学へ。
入学手続き、アパート探し、契約、引っ越し、生活用品の買い出し。
そのすべてを終わらせるためのタイムリミットは、わずか13日間しかありませんでした。
後期大学・合格通知から入学までの歩み
- 3月22日
合格判明。すぐさま娘と進学の意思を確認し、担任の先生に報告。 - 3月26日
大学へ出向き、入学手続き。その足で不動産屋に飛び込み、1時間で物件を契約。 - 4月3日
2度目の現地入り。
ガスの開通、家具・家電の受け取りと組み立て、生活用品の買い出しを、夫と私と娘の3人で、分業体制で、まさに「殴り込み」のようにこなしていく。 - 4月4日
入学式。
夫と私は帰宅。娘は新生活のスタート!
もしも私が会社やパート先に縛られる働き方をしていたら、こんな風に「明日、行きます」と即座に動くことなど、絶対に不可能でした。
きっと、「ごめん、仕事が休めないから」と娘や夫にすべてを任せ、私は自宅でやきもきしながら電話を待つことしかできなかったでしょう。
物理的な準備は、まさに戦争のようでした。
でも、本当に大変だったのは、そんなことではありませんでした。
第三章:核心編 〜私が本当に手に入れた、お金で買えないもの〜
この13日間で、私が一番、大変な思いをしたこと。
それは、娘との別れを受け入れる「覚悟」でした。
前期日程の大学に落ちた時、私は心のどこかで「このまま、この子と一緒に暮らせるんだ」と、うっかり思い込んでしまったのです。
それなのに、あまりにも急に、娘が家を出ていくことになった。
気持ちの整理が、まったく追いつかない。
それでも、目の前にはやるべきことが山積みで、感傷に浸っている暇などありません。
もしもあの時、時間に追われ、仕事のストレスも抱えていたら。
私はきっと、娘の前で笑顔を作ることはできなかったでしょう。
疲れ切った顔で、何なら不機嫌な態度で、娘の門出に水を差してしまっていたかもしれません。
オンライン秘書という働き方が私にくれたのは、お金だけではありませんでした。
それは、子供の人生の大きな、大きな節目に、母親としてどっしりと構えて「大丈夫、行ってきなさい」と、笑顔で背中を押してあげるための「覚悟の時間」と「心の余裕」だったのです。
娘がひとり暮らしを始めてから、もう何年も経ちます。
そして今、心から思うのです。
あの時、私が娘にしてあげられた最高の贈り物は、高い塾代や参考書ではなく、いつでも頼れる「司令塔」として、そして、何があっても動じない「母親」として、心穏やかに側にいてあげられた、あの「時間」だったのだと。
あなたは、お子さんのために何を選びますか?
大切なお子さんにあなたがしてあげられる最高の「贈り物」は、一体何でしょうか?
「オンライン秘書のミライ塾」は、単にお金を稼ぐスキルを教える場所ではありません。
ミライ塾は、あなたの人生の主導権を取り戻し、家族が本当にあなたを必要とするその瞬間に、最高のサポートができる自分になるための「働き方」そのものを手に入れる場所です。
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