会社にバレずに月5万円。40代から始めるオンライン秘書の「安全な」副業マニュアル

「オンライン秘書に興味があるけど、会社にバレたらどうしよう」

新しい一歩を踏み出したいあなたの心に、そんなブレーキがかかっていませんか?

今の会社での立場、同僚の目、そして就業規則。
考えれば考えるほど、不安が大きくなって動けなくなってしまう。

そのお気持ち、とてもよく分かります。
私も会社員でしたから。

こんにちは。「オンライン秘書のミライ塾」を主宰している山田亜希子です。
延べ800名以上のキャリアチェンジを支援してきました。
元システムエンジニアとして会社員の気持ちも、そして現在は経営者として会社の事情も理解できる立場からお話しします。

結論から言うと、適切な知識を持って対策すれば、副業が会社にバレるリスクは限りなくゼロに近づけることができます

不安の正体は、知らないことです。

この記事では、あなたが抱える漠然とした不安を解消し、「これなら私にもできるかも」と思っていただけるよう、具体的な原因と対策を徹底的に解説していきますね。

なぜ副業は会社にバレるの?主な原因はたった2つ

まず、敵を知ることから始めましょう。

会社に副業が知られてしまうケースは、ほとんどが以下の2つのどちらかです。

  1. 住民税の金額が変わるから
  2. 同僚からの口コミ(うっかり自分で話してしまうケースを含む)

なんだ、それだけ?と思ったかもしれません。

そうです、それだけなんです。
そして、どちらも事前に対策が可能です。

元SEの視点から言わせていただくと、副業バレのリスクは、システムの「バグ」のようなもの。
放置すれば大きな問題に発展する可能性がありますが、ひとつひとつ原因を特定して潰していけばシステム(=あなたのキャリア)を安定稼働させることができるのです。

では、具体的な対策をステップバイステップで見ていきましょう。

【対策1】まずは会社のルールを確認!「就業規則」を読んでみよう

あなたが最初にすべきことは、ご自身の会社の「就業規則」を確認することです。
入社時に案内された社内システムなどを使えば、いつでも閲覧できるはずです。

確認するポイントは「副業」に関する項目。

会社によって、スタンスは様々です。

副業に対する、企業の姿勢

  • 全面的に禁止
  • 許可制(申請すればOK)
  • 特に規定なし

「全面的に禁止」という規則を発見して「うちは副業禁止だから、やっぱり無理だ」と諦めるのはまだ早いです。
法律上、会社員が勤務時間外に何をするかは個人の自由であり、会社がそれを全面的に禁止することは難しい、というのが基本的な考え方ですから。

ただし、本業に支障をきたす(寝不足で遅刻が増えるなど)、会社の情報を漏洩する競合他社で働くといった場合は、懲戒処分の対象となる可能性があります。

まずは、会社のルールを正しく知ること。
これがあなたの身を守るための、最初の一歩です。

【対策2】最大の関門「住民税」でバレるのを防ぐ方法

ここが一番の重要ポイントです。
多くの副業がバレるきっかけは、この「住民税」にあります。

少し難しい話になりますが、分かりやすく説明しますね。

通常、会社員のお給料から天引きされている住民税は「特別徴収」という方法で納めています。
これは、会社があなたの代わりに市区町村に納税してくれる仕組みです。

副業で収入を得て確定申告をすると、その副業所得の分だけ翌年の住民税額が上がります。
ここで会社の給与計算の担当者が「あれ?この人、うちの給料の割に住民税が高いな?」と気づくことで、副業が発覚するのです。

ですが、安心してください!
この「通知」を会社ではなく、あなたの手元に直接送ってもらう方法があります。

それが、確定申告の際に「住民税に関する事項」の欄で「自分で交付」にチェックを入れる方法です。
(自治体によっては「普通徴収」など、違う言葉で書かれているケースもあります)
これを選択するだけで、副業分の住民税の納付書は会社ではなくあなたの自宅に届くようになります。

あとはその納付書を使って、自分で金融機関などで納税すればOK!
たったこれだけで、勤務先の会社に住民税の金額を知られることはありません。

確定申告の際には、このチェックを絶対に忘れないでくださいね。

【対策3】意外な落とし穴。「人」からの情報漏洩を防ぐ

税金対策が完璧でも、思わぬところから情報が漏れることがあります。
それは「人」です。

  • 信頼できる同僚に、つい話してしまった
  • SNSの投稿から、身元が特定されてしまった

特に気をつけたいのが、SNSでの発信です。

オンライン秘書として活動を始めると、実績や日々の学びを発信したくなるかもしれません。
それは素晴らしいことですが、会社で一緒に働く人に知られたくない場合は細心の注意が必要です。

「身バレ」を確実に防ぐ!4つの鉄則

  • 本名や顔出しは避ける
  • プライベートのアカウントとは完全に分ける
  • 会社の愚痴など、身元が特定されるような投稿は絶対にしない
  • 職場の写真や、会社の近くのカフェからの投稿なども避ける

匿名のアカウントで、あくまで「オンライン秘書としての活動」に関することだけを発信する。
これを徹底すれば、身バレのリスクは大幅に減らすことができます。

まとめ:不安を「やるべきこと」に変えて、最初の一歩を

ここまで読んでみて、いかがでしたか?

「会社にバレるかも」という漠然とした不安が、具体的な「やるべきことリスト」に見えてきたのではないでしょうか。

副業の「会社バレ」は、この3ステップで回避できる!

  1. 就業規則を確認する
  2. 確定申告で「普通徴収」を選択する
  3. SNSの使い方に気をつける

オンライン秘書の副業は、あなたの未来を大きく変える可能性を秘めています。
年齢やブランクを乗り越え、経済的な自立と、やりがいのある働き方を手に入れるための、確かな道です。

「バレたらどうしよう」という不安で、その可能性の芽を摘んでしまうのは、あまりにもったいない!
正しい知識を身につけ、適切な対策をすれば、あなたの挑戦は誰にも邪魔されることはありません。

今回の対策は、いわばキャリアの「防火壁」を築くようなものです。
一度、正しく設定してしまえば、あとは安心して本業と副業というふたつのエンジンを回していくことができます。

さあ、まずはあなたの会社の就業規則を確認することから始めてみませんか?
これがあなたの「未来」に向けた、小さく、しかし最も確実な第一歩になります。

もし、副業の始め方や自分に何ができるか分からなくなったら、いつでも私のところへご相談くださいね。
あなたが本来いるべき場所へ戻るための、お手伝いをさせていただきます。

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