「スキル貧乏」になっていませんか? オンライン秘書スクールが絶対に教えない、あなたが稼げない本当の理由
今のあなたに、こんな不安や悩みはありませんか?
「オンライン秘書のスキルを一生懸命学んだのに、なぜか仕事が思うように取れない」
「受講費も安くなかったのに、現実は甘くなかった」
「キラキラした世界に見えたけど、私には向いていないのかもしれない」
クラウドソーシングサイトを毎日眺めては、数十円、数百円のタスクに応募して消耗したり。
「発信が大事」と聞いてSNSアカウントを作ってみたものの、何を書けばいいか分からず、他の人のキラキラした投稿を見て落ち込んだり。
「もしかして、私には向いていないのかも…」
もし、あなたが今、そんな風に感じているのなら、まず一番にお伝えしたいことがあります。
それは、あなたの努力不足や、才能のせいでは決してない、ということです。
実は、多くの人が同じ壁にぶつかってしまうのには、業界が抱える構造的な、そして少し「不都合な真実」が隠されています。
今日は、なぜ多くのオンライン秘書スクールが「スキル」しか教えられないのか。
そして、あなたが本当に「稼げる」ようになるために何が必要なのか。
その核心をお話ししますね。
目次
「スキルさえ身につければ稼げる」という、大きな誤解
在宅で働きたい、と願う真面目なあなただからこそ、「まずはスキルを身につけなければ」と考えるのは自然なことです。
そして、多くのスクールは、そのニーズに応えるように、たくさんのスキルアップ講座を用意しています。
- 文書作成スキル
- スケジュール管理術
- 経理ソフトの使い方
- SNS運用テクニック
- AI活用による時短、効率化
これらは確かに大切な「武器」です。
ですが、武器を持っているだけでは、戦いには勝てませんよね。
どれだけ立派な剣を持っていても、どう戦うか(営業)を知らなければ、敵に会うことすらできません。
そして、何のために戦うのか(マインドセット)が定まっていなければ、すぐに心が折れてしまいます。
オンライン秘書として自立するということは、個人事業主になるということ。
会社員のように、誰かが仕事を持ってきてくれるわけではありません。
自分で仕事を見つけ、交渉し、契約を結ぶ。
この一連の流れすべてが「あなたの仕事」なのです。
あなたがもし、スキルを学んだのにうまくいかないと感じているのなら、それは「武器」が足りないからではありません。
武器の使い方と、戦うための心構え、その両方が決定的に欠けているだけなのです。
スクールが「スキル」しか教えない、3つの"オトナの事情"
では、なぜ多くのスクールは、最も重要なはずの「営業」や「マインドセット」について、深く教えようとしないのでしょうか。
これには、いくつかの理由があります。
私自身の過去の反省も込めて、正直にお話ししますね。
事情1:スキルは「教えやすい」から
ひとつ目の理由は、とてもシンプルです。
スキルは、手順や操作方法が決まっており、「教えやすい」からです。
誰が教えても結果が同じになりやすく、教材も作りやすい。
受講生側も「新しいことができるようになった」という達成感を得やすいため、スクールとしては満足度の高い商品に見せることができます。
事情2:「営業」は教えるのが難しいから
一方で、「営業」は非常に教えるのが難しい分野です。
なぜなら、正解がひとつではないから。
その人の性格、経験、得意なことによって、最適な営業方法は全く異なります。
私自身、受講生ひとりひとりと深く向き合い、その方の「才能の棚卸し」をすることから始めます。
これは、非常に時間と手間のかかる、画一的にはできない指導です。
多くのスクールが、ここに踏み込めないのはある意味、仕方がないのかもしれません。
事情3:受講生を「下請け」として囲い込みたいから
そして、これが最も根深い問題かもしれません。
一部のスクールやコミュニティでは、スキルを教えた受講生に、運営母体から仕事を紹介する、という仕組みがあります。
一見すると、仕事がもらえるので良いことのように聞こえるかもしれません。
しかし、これは見方を変えれば、受講生を安価な労働力としてプラットフォームに依存させ、囲い込んでいる状態とも言えます。
受講生が自分で営業する力を身につけてしまうと、スクールから紹介される低単価の仕事を受けなくなり、外の世界へ羽ばたいていってしまいます。
それでは、スクール側にとっては都合が悪いのです。
だからこそ、「営業力」という、真に自立するための翼を授けることに、積極的ではないのです。
あなたに足りないのはスキルではない。「個人事業主」としてのOSです
ここまで読んで、きっとあなたは「だから私は前に進めなかったんだ」と、腑に落ちる部分があったのではないでしょうか。
パソコンにWordやExcelといった「ソフト(スキル)」を入れるだけでは不十分で、それらを動かすための基本システムである「OS(オペレーティングシステム)」が必要なのと同じです。
あなたに本当に必要だったのは、スキルという個別のソフトではなく、「個人事業主」として活動するためのOSだったのです。
もちろん、これはスキル学習が無駄だと言っているのではありません。
基本的なPCスキルや事務処理能力は、いわば自動車の運転免許のようなもの。
公道を走るためには必須です。
しかし、免許を取っただけでは、どこへ行けばお客様を乗せられるのか(営業)、どうすれば安全に目的地へたどり着けるのか(マインドセット)は分かりませんよね。
問題は、多くの人が免許取得をゴールにしてしまっていることなのです。
そして、そのOSは、大きく分けて2つの機能から成り立っています。
OS1:自分を売り込む「営業力」
これは、あなたという商品を、それを必要としているお客様に届け、価値を感じてもらい、対価をいただく力のことです。
- これまでの経験から、あなただけの「売り」を見つけ出す力
- あなたに合うお客様はどこにいるのか、見極める力
- 自分から仕事を取りにいく、具体的なアクションプラン
- 満足できる条件で契約するための、交渉術
これらは、決して特別な才能ではなく、正しい知識とトレーニングで誰でも身につけることができる「技術」です。
OS2:自分を律する「マインドセット」
フリーランスは、自由な働き方であると同時に、すべての責任を自分で負う働き方でもあります。
- 会社員気分を捨て、経営者として物事を考える意識
- 条件の悪い仕事は、勇気を持って「断る」覚悟
- うまくいかない時も他人のせいにせず、次の一手を考える主体性
- 時間とタスクを管理し、自分自身を律する力
こうした心構えがなければ、せっかくのスキルも目の前の不安や誘惑に負けて、宝の持ち腐れになってしまいます。
「宝の持ち腐れ」で終わらないために、今すぐできること
もしあなたが、この記事を読んで「私のことだ」と感じたのなら、もうスキルアップの講座を探すのはやめにしましょう。
まずやるべきことは、あなた自身の内側を深く見つめ直すことです。
「今までにどんな経験をしてきたのか?」
「何をしている時に、やりがいを感じるのか?」
「どんな人の役に立ちたいと、心から願うのか?」
こうした問いの答えの中にこそ、あなただけの「強み」や「売り」のヒントが隠されています。
私はこれを「才能の棚卸し」と呼んでいます。
この作業は、ひとりでは難しいかもしれません。
ですが、この「自分を知る」というステップを抜きにして、本当の意味での自立はあり得ないのです。
スキル学習の「その先」へ
オンライン秘書という働き方は、年齢や場所に縛られず、これまでの人生経験すべてを活かせる、素晴らしい可能性を秘めています。
あなたがもし、これまでにたくさんのスキルを学んできたのなら、それは決して無駄ではありません。
あとは、その素晴らしい武器を使いこなすための「OS」を、あなたのパソコンに正しくインストールするだけです。
「変わらない」ことを選んで、また新しいスキルを探し続けますか?
それとも、問題の根本に向き合い、「稼げる自分」への一歩を踏み出しますか?
さて、あなたはどうしますか?

オンライン秘書の
ミライ塾
プラットフォームに依存しない「稼ぐ力」を育てる、1年間の実践型スクールです。