「もう若くないから…」は禁句。45歳からのキャリアチェンジで、私が絶対に「しない」と決めている3つのこと

このページを見ているあなたは、きっと「何か新しいことを始めたい」と願いながらも、「もう若くないから…」なんて言葉を、つい口にしてしまっているのではないでしょうか?

こんにちは、山田亜希子です。元システムエンジニアとしてキャリアをスタートし、現在はフリーランスのオンライン秘書として独立。この業界で15年以上、延べ800名を超える40代・50代の女性たちのキャリアチェンジに寄り添ってきました。そんな私が、これまでの経験から確信していることがあります。

ネットを開けば、キラキラした若い世代の成功体験ばかりが目に入り、自分だけが時代から取り残されていくような焦りを感じる。

「今さら私に、できることなんてあるのかしら…」

そんな風に、自信をなくしてしまう気持ち、私には痛いほど分かります。

45歳からの挑戦を成功させる鍵は、何か新しいスキルをがむしゃらに学ぶ「足し算」ではありません。

むしろ、不要な思い込みやプレッシャーを手放す「引き算」。

つまり、「しないこと」を決める勇気こそが、あなたを成功へと導いてくれるのです。

この記事では、私が自分自身の経験から導き出した、45歳からのキャリアチェンジで絶対に「しない」と決めている3つのことをお話しします。

読み終わる頃にはきっと、年齢という思い込みから解放され、あなたらしい次の一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずですよ。

あなたも「年齢の呪い」にかかっていませんか?

「若い頃は、もっと記憶力も良かったのに…」

「今からパソコンを覚えるなんて、大変だわ…」

ふとした瞬間に、こんな風に感じてしまうこと、ありますよね。

それは、決してあなたの能力が衰えたからではありません。

社会に溢れる「若さ=価値」という見えないプレッシャー、いわば「年齢の呪い」にかかってしまっているだけなのかもしれません。

でも、安心してください。その呪いは、考え方を少し変えるだけで、簡単に解くことができるのです。

新常識1:若い人の土俵で戦うことは「しない」

キャリアチェンジを考えた時、多くの人がやってしまいがちなのが、20代や30代の成功事例を真似しようとすることです。

でも、それは絶対にやめてください。

なぜなら、私たちと彼らとでは、人生の「仕様書」が全く違うのですから。

20代のOSと40代のOSでは、最適なアプリケーションが違うのは当然です。

体力や最新ツールを使いこなすスピードでは、確かに若い世代に敵わないかもしれません。

でも、あなたのOSには、長年の経験という名の、誰も真似できない独自プログラムが数多くインストールされているのです。

例えば、私自身は元システムエンジニアですが、結婚・出産で一度キャリアを離れました。その後の専業主婦としての経験が、クライアントの混沌とした業務を整理し、効率化する今の仕事にどれだけ役立っているか分かりません。子どもの学校行事や地域の会合を取り仕切った段取り力、家計を管理してきた数字への強さ。これらはすべて、お金には代えがたい貴重なスキルです。

あなたも、これまでの人生を振り返ってみてください。

職場で後輩の相談に乗ったり、複雑な人間関係を調整したりした経験はありませんか?

誰かの話にじっくり耳を傾けて、「あなたに話してよかった」と言われたことはありませんか?

その一つひとつが、AIには決して真似できない、あなただけの価値なのです。

若い人の真似をするのではなく、自分の経験が活かせる土俵で戦う。それが、私たちの賢い戦略です。

新常識2:100点満点の完璧を求めることは「しない」

「もう少し知識をつけてから…」

「完璧な準備ができてから始めよう…」

真面目で責任感の強いあなただからこそ、そう考えてしまうのかもしれませんね。

ですが、この「完璧主義」こそが、新しい一歩を踏み出す上での最大の足かせになります。

実を言うと、私はオンライン秘書を始める前、「片付けのプロ」を目指して資格まで取ったことがあります。でも、いざ始めてみるとどうにもうまくいかない。ついにはセミナーの先生から、「自分、片付け向いてないぞ」と、はっきり言われてしまいました。

当時はショックで落ち込みましたが、今なら分かります。

私は、苦手なことで100点を目指そうとして、もがいていたのです。

いきなり完璧なシステムを納品しようとしなくていいんです。まずは動くプロトタイプ(試作品)を世に出して、お客様の反応を見ながら改善していく。そうやって、試しながら改良を重ねていくように、あなたのキャリアも小さく始めて、走りながら育てていけばいいんですよ。

100点満点の準備なんて、永遠にできっこありません。

大切なのは、80点でいいから、まずは始めてみること。そして、走りながら考え、修正していく勇気です。

苦手なことで無理に100点を目指すより、あなたが自然体で80点を取れることの方が、ずっと価値があるのですから。

新常識3:たったひとりで全部やろうとすることは「しない」

在宅でフリーランスとして働くというと、なんだか孤独なイメージがあるかもしれません。

確かに、会社員時代のように、隣に座っている同僚に気軽に相談、という訳にはいきません。

だからといって、すべてのことをひとりで抱え込もうとするのは、絶対にやめてください。

フリーランスの世界では、同業者はライバルであると同時に、一番頼りになる「戦友」です。

仕事がうまくいかない時に悩みを相談したり、忙しくて手が回らない時に助け合ったり。私自身、そうした同業者との繋がりがあったからこそ、今までこの仕事を続けてこられました。

あなたがもし壁にぶつかった時、それはあなたにとって初めての壁でも、他の誰かがすでに乗り越えた道かもしれません。

ひとりで悩む時間はもったいない。

信頼できるメンターや、同じ志を持つ仲間がいるコミュニティに身を置くこと。それは、遠回りのように見えて、実は成功への一番の近道なのです。

さあ、あなたは何を「しない」と決めますか?

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

私があなたに伝えたかったことは、ただ一つ。

年齢を重ねることは、何かを失うことではありません。

若い頃にはなかった知恵と経験、そして強さを手に入れるということです。

  • 若い人の真似は、しない。
  • 完璧な準備を待つことは、しない。
  • ひとりでずべてを抱え込むことは、しない。

この3つの「しないこと」を決めるだけで、あなたの心は驚くほど軽くなり、進むべき道がはっきりと見えてくるはずです。

「しない」と決めるのは、何かを諦めることではありません。

本当に大切なことに自分の時間とエネルギーを集中させるための、賢い選択なのです。

「もう若くないから」と、自分の可能性に蓋をするのは、もう終わりにしませんか?

ひとりで始めるのが、やっぱり不安なあなたへ

この記事を読んで、「頭では分かったけれど、具体的にどうすればいいのか分からない…」と感じたかもしれませんね。

長年の思考のクセは、そう簡単には変えられないものです。

もし、あなたひとりで「しないこと」を決める勇気が持てなかったり、自分だけの「土俵」がどこにあるのか見つけられなかったりするのであれば、ぜひ一度、私にお話を聞かせください。

私が主宰する「オンライン秘書のミライ塾」は、単にスキルを教える場所ではありません。

あなたという人間がこれまで積み重ねてきた経験を一緒に棚卸しし、あなただけの「勝ち筋」を見つけ出すための場所です。

まずはオンラインの説明会で、あなたの不安な気持ちや、これからの人生への想いを、ありのままに聞かせていただけませんか?

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